大強度陽子加速器施設


変化するニュートリノ

これまでニュートリノは「質量ゼロ」、すなわち重さが無いと考えられていました。ところが、茨城県つくば市にある高エネルギー加速器研究機構(KEK)の加速器から、ニュートリノをスーパーカミオカンデに送って調べる実験(K2K実験)で、質量があるという結果が出たのです。

K2K実験では「ニュートリノ振動」という、3つの状態が相互に入れ替わる現象が確認されました。この現象は理論的にはニュートリノに質量がないと起きないので、質量があるということが解ったのです。
     
つぎへ