平成27年4月24日 J-PARCセンター高エネルギー加速器研究機構日本原子力研究開発機構
J-PARCハドロン実験施設の利用運転再開について
平成25年5月23日 (木) に発生しましたJ-PARCハドロン実験施設における放射性物質漏えい事故により、多大なご迷惑とご心配をおかけしたことにつきまして、改めて心からお詫び申し上げます。 J-PARCセンターでは、事故後、再発防止策や安全管理強化策に取り組み、平成27年3月24日 (火) にその措置結果について茨城県知事及び東海村長に報告するとともに、4月3日 (金) ~5日 (日) に地域の皆様への説明会を実施いたしました。 また、安全対策を行った施設については、4月9日 (木) からビームによる性能確認を開始し、4月17日 (金) に放射線障害防止法に基づく施設検査を受け、合格証 (4月20日 (月) 付け) を4月21日 (火) に受領しました。 再発防止対策、安全管理強化策を図り、また、ビームの性能を充分確認し、施設検査にも合格したことから、事故以降運転を停止しておりましたハドロン実験施設について、本日4月24日( (金) 午前11時より利用運転を再開することといたしました。詳細は別添1をご参照ください。 J-PARCセンターの運営にあたりましては、再構築した安全管理体制の下、安全確保を最優先することにより、地域の皆様をはじめ、国民の皆様の信頼に応えるとともに、J-PARCから最先端の研究成果を創出・発信することで科学技術・学術の発展に貢献してまいりたいと考えております。 今回の運転開始により行う研究内容については別添2をご参照ください。
( 別添 1 ) ハドロン実験施設の利用運転再開について (事故と対策の概要) ( 別添 2 ) ハドロン実験施設での今後の研究の展望 ( 別添 3 ) 安全管理体制の強化と安全意識の向上 (ソフト面の対策) |