J-PARC MLFを利用する上で必要な各種申請は、J-PARC利用者支援システムから行ってください。
課題が採択された方は、MLF承諾書兼J-PARC利用者登録願手続きによりユーザー登録をしてください。
| MLF承諾書兼J-PARC 利用者登録願 |
実験責任者及び共同実験者が提出 （共同実験者各個人について所属長の承認が必要となります。） |
来所までに以下の書類を提出して頂きます。
| MLF誓約書 | 実験責任者が提出 |
| J-PARC MLF同意書 | ビーム利用料金や追加経費等が発生する場合に実験責任者が提出 (実験責任者が所属長の承認を得てください。) |
実験に際して、化学薬品・試料周辺装置の持込み等がある場合には、以下の書類の提出が必要となります。
| 試料及び薬品等持ち込み申請書 | 実験開始２週間前までに提出 |
| 実験機器持ち込み・使用届 | 実験開始２週間前までに提出 |
J-PARCがあるJAEAに入構するための事前の入構申請を入構の3日前までに行ってください。
MLFの実験は放射線管理区域内で行いますので、放射線業務従事者登録を事前にお済ませ下さい。
以下のネットワークの利用ができます。
実験を実施するにあたり、不慮の事故に備えて、共同実験者各個人の負担により傷害保険等に加入していただく必要があります。ただし、日本国内の大学、民間企業及び公的研究機関等と雇用関係にある者は加入の必要がありません。
詳細につきましてはJ-PARCセンターユーザーズオフィスのWebサイトをご確認ください。
MLFでは、現在、測定試料に対して、
(1)粉末の試料はMLFが指定するバナジウム管に密封して装置にセットする。
(2)液体試料を使いたい場合は、事前に必ず相談する。
という運用をしていますので、実施前に実験装置責任者に相談して下さい。
実験装置及び必要な機器・器具の操作や使用等については、実験装置責任者から安全教育を受けて頂きます。施設のルールに従って、安全に利用してください。
実験が終わったら、実験終了報告書を、装置責任者を通して提出してください。
退所時には、ユーザーＩＤカード、個人被曝線量計等、貸与を受けた物品を返却して下さい。
実験に持ち込んだ機器・試料は終了後6ヶ月以内に持ち帰って頂くことを原則としています。
実験が終了したときは、実験終了報告書を直ちに提出し、実験装置責任者又は代理者の承認を受けて下さい。実験終了報告書には、ビームを利用した時間、ガスの使用記録等を報告してください。
実験装置責任者又は代理者の承認を得た日を実験の終了日とさせていただきます。
成果公開型利用にあっては、実験終了報告書の承認日の翌日から起算して60日以内に実験報告書を提出することが義務づけられています。
報告書の提出先： 成果管理システム
実験報告書には、MLFで行った具体的な実験内容や得られた結果を記述してください。可能であれば、データ解析等の状況についても記入してください。実験がうまくいかなかった場合は、その理由を記入してください。
報告書は英語で作成してください。但し、産業利用分科会に申請していただいた方に限り、日本語でも受け付けます。
提出された当該報告書は、次年度に発行予定の年報やWebを通じて公表させていただきます。
当該報告書を期限までに提出いただけない場合、次回以降の課題申請を受け付けないこともあります。
論文発表等で成果を公表する場合は、「MLFの実験装置を利用したこと」を明記して下さい。
さらに、J-PARCセンター職員の支援を受けた場合は、共著者としての取り扱いについてJ-PARCセンター職員と協議していただくようお願いします。
また、成果が公表された後は、J-PARCの論文登録様式に従って速やかに登録手続きをして頂くか、または、J-PARCセンターユーザーズオフィスに以下の情報をメールにてご連絡下さい。
E-mail: j-uo@ml.j-parc.jp
(添付ファイルは4MBまででお願いします。)
MLFの利用における知的財産権の取り扱いに関しては、以下に示す要領を適用させていただきます。
MLFの利用によって取得された実験データについては、申請者が成果をまとめ、公表するまでの期間（３年）を経た後、他者から利用希望があった場合、その目的を審査し、利用に供させていただく予定です。
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 独立行政法人 日本原子力研究開発機構
J-PARCセンター