J-PARC オンライン施設公開2023

J-PARC オンライン施設公開2023

宇宙・物質・生命のなりたちにせまる

2023年10月1日(日)9:30-16:30
(受付開始9:00-受付終了15:30)

2023年の施設公開は終了いたしました。
たくさんの皆様にご来場いただきありがとうございました。

公開施設

  • リニアック加速器施設
    リニアック加速器施設
  • MR加速器施設(MR)
    MR加速器施設(MR)
  • ハドロン実験施設(HD)
    ハドロン実験施設(HD)
  • ニュートリノ実験施設
    ニュートリノ実験施設
  • 物質・生命科学実験施設(MLF)
    物質・生命科学実験施設(MLF)

講演/J-PARC
ハローサイエンス

※記載されている時間は、目安になります。プログラムが遅れたり中止になる場合もあります。

Time Table

10:00-J-PARCの紹介

J-PARCセンター長 小林 隆
出演者

J-PARCセンター長 小林 隆

概 要

J-PARCでは、陽子ビームをほぼ光の速さまで加速させて物質にぶつけ、大量の中性子やミュオン、ニュートリノなどの粒子をつくっています。これらの大量の粒子を利用して、物質の未知の性質を解明するための研究を進めています。「宇宙・物質・生命のなりたち」といった自然界の根源的な謎に迫る、J-PARCの研究を紹介したいと思います。

11:00-小惑星リュウグウの
石をミュオンで見る

物質科学センター 大澤 崇人
出演者

物質科学センター 大澤 崇人

概 要

小惑星探査機はやぶさ2は水と有機物に富む小惑星
リュウグウへ赴き、試料を採取することに成功した。
本講演ではミュオンを用いた最先端の分析手法の開発と、それを用いたリュウグウの石の分析の顛末を紹介する。

13:00-未来を加速せよ!
~3つの加速器が切り拓く大強度陽子ビームの先端技術~

加速器第七セクション 大谷 将士 加速器第三セクション 地村 幹 加速器第六セクション 安居 孝晃
出演者

加速器第七セクション 大谷 将士

加速器第三セクション 地村 幹 

加速器第六セクション 安居 孝晃

概 要

J-PARCで展開される様々な科学実験を駆動する原動力が、3つの加速器によって作り出される大強度陽子ビームです。J-PARCではどのように陽子ビームを生み出し、加速してゆくのか。3人の専門家が最先端技術をわかりやすく解説します。

14:00-物質を形作る"強い力"の謎に迫る
~鍵は素粒子
クォーク~

先端基礎研究センター  七村 拓野
出演者

先端基礎研究センター 七村 拓野

概 要

J-PARCハドロン実験施設では、陽子や中性子の少し変わった仲間であるハイペロンを作ることができます。このハイペロンと陽子の間に働く力を調べることで、陽子と中性子を結び付け原子核を形作る「自然界の強い力」の謎に迫ります。

15:00-加速器で探る
ニュートリノの謎

ニュートリノセクション 中平 武
出演者

ニュートリノセクション 中平 武

概 要

宇宙にたくさんの物質が存在しているのは、物質とほとんど反応しないニュートリノのおかげかもしれません。謎の多い素粒子の性質をどのようにして調べることができるのか?J-PARCでの実験の方法を紹介します。

展示・実演・工作

  • スピンを体験!コマを作ろう!
    スピンを体験!コマを作ろう!
  • 加速器ブース
    加速器ブース
  • ポスター展示
    ポスター展示
  • 光のまんげきょう!(工作)
    光のまんげきょう!(工作)
  • 沈むのに沈まない!?ふしぎな液体(体験)
    沈むのに沈まない!?
    ふしぎな液体(体験)
  • あら不思議!色が変わるビーストラップ作り(工作)
    あら不思議!色が変わる
    ビーズストラップ作り
    (工作)
  • 超伝導コースター実演
    超伝導コースター実演
  • MLF バーチャルツアー
    MLF バーチャルツアー
  • スーパーボールを作ろう(工作)
    スーパーボールを作ろう
    (工作)
  • はやぶさ2実物大模型展示
    画像提供:特定非営利活動法人ギガスター
    はやぶさ2実物大模型展示
  • 研究成果実装例展示、カットモデル展示
    画像提供:トヨタ自動車(株)
    研究成果実装例展示、
    カットモデル展示

ご来場の皆様へ

受付方法

1) 受付はJ-PARCの所在する原子力科学研究所では行いません。日本原子力研究開発機構 本部の駐車場のみでの受付となります。また、J-PARCへの入構手段は、(JR東海駅から徒歩5分)日本原子力研究開発機構 本部の駐車場からの無料シャトルバスのみとなります。詳しくは、こちらをご覧ください。
2) 中学生以上の方は、顔写真付き公的身分証明書を必ず持参ください。  (例:運転免許証、マイナンバーカード、学生証、パスポート等) 
3) 受付時にお渡しする立入認可証は、お帰りの際に回収させていただきますので、失くさないようご注意ください。
4) 公的身分証明書がない場合は、入構できません。

お読みください

・原子力科学研究所の正門前では受付をしておりません。
・駐車場には限りがございますので、可能な限り公共交通機関でのご来場にご協力ください。
・日本原子力研究開発機構 本部 駐車場には、駐輪場も用意しております。
・J-PARC構内では、飲食物の販売や休憩所をご用意しております。
・J-PARC構内では、屋外での写真撮影は禁止です。撮影は、屋内のみとなりますのでご協力ください。
・当日の記録及び広報活動の一環として写真を撮影します。撮影した写真等はウェブサイトや広報誌等に掲載することがあります。また、マスメディアの取材が入る可能性があります。あらかじめご了承ください。

会場へのアクセス

Googleマップ

- お車でお越しの方 -

自動車をご利用の場合
常磐道「東海スマートIC」15分
常磐道「日立南太田IC」15分
東水戸道路「ひたちなかIC」20分

- 電車 JRでお越しの方 -

電車 JRでお越しの方
JR常磐線「東海駅」下車
東口から徒歩5分

無料シャトルバスの
ご案内

■日本原子力研究開発機構本部 駐車場(東海駅東口から徒歩5分)から J-PARC への無料シャトルバスを運行します。
■J-PARC 構内では、循環バスを運行します。

【往路】
・日本原子力研究開発機構
本部駐車場→J-PARC
     始発09:18、最終15:40
(運行間隔:約5~10分)
【復路】
・J-PARC
→ 日本原子力研究開発機構本部 駐車場
     始発09:40、最終17:05
(運行間隔:約5~10分)

J-PARCとは

J-PARCは、最先端技術を有する研究機関や企業が集まる茨城県の北部、東海村に、65万平方メートルもの広大な敷地を構えています。

リニアック・RCS・MRの3つの加速器から成る加速器施設と、物質・生命科学実験施設、ニュートリノ実験施設、ハドロン実験施設の3つの実験施設、及び施設概念を検討中の核変換技術に関する研究開発に、国内だけでなく海外からも多くの研究者を迎えています。

J-PARCでは、共同研究者とともに、基礎科学から産業応用まで多様な研究・開発を推進しています。

J-PARC公式ホームページ

お問い合わせ

主催/J-PARCセンター 
協賛:茨城県、総合科学研究機構(CROSS) 
後援/東海村