大強度陽子加速器施設
まず、プラズマを作る
例えば、水素という原子は、原子核に陽子が1個、その周りを電子が1個取り囲んでいる構造です。
水素をどこかに閉じこめ、ヒーターなどで、どんどん温度を上げていくと、やがて原子の運動が活発になって、陽子と電子がバラバラに飛び廻る状態になります。これを「プラズマ」と呼びます。