●50GeVPSにおける原子核および素粒子物理に関る第2回国際ワークショップ |
9/27〜29に京都大学において開催されたWS(同大学理学部とKEKの共催)には200名以上の参加者(国外参加者:約80名)があり、
今年末締切りのこれら分野に関る研究計画の概要提案に向けた議論が活発に行われた。
今後、ここでの議論をもとに各分野の研究者が準備を進めていく事となる。
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●プロジェクト運営会議 |
9/6、東海研を会場に第5回運営会議を開催した。委員の交替で原研・岡崎副理事長他2名の紹介があった。
会議では、4/30の前回会議以降の建設状況や建設組織に関わる委員会の活動報告等があった。
また施設完成後の運営体制、各種重要事項についての討論・審議、次年度の予算要求状況の紹介があった。
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●高分解能パルス中性子分光器の開発 |
中性子のパルス整形デバイスとしてDrabkin型エネルギー・フィルターの開発を進めた。
これは空間的に振動する磁場と偏極解析ミラーにより、選択したエネルギーの中性子を取り出す装置で、
今回JRR-3の中性子ビームによる特性試験に成功し、波長分解能が約17%であることを確認した。
今後は、波長分解能2%以下を目標とした開発を実施し、逆転配置型装置や反射率計などの分光器に適用させたパルス整形デバイスとしての実用化を目指す。
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●混交複層林試験地の視察 |
茨城県林業技術センターは、海岸線のクロマツ単純林の線虫病の被害の回避を目的に、松と広葉樹との混交林試験を、
日本原子力発電株式会社(東海村)構内の松林を利用して実施している。
当プロジェクトは、建設工事にて伐採される松林の緑化復元を行うため、地元との協議・検討を進めている。
9/4、当計画関係者が上記試験地の視察を行い、タブノキ、スダジイ等の植栽苗木の生育状態等の説明を聞いた。
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●KEK一般公開 |
9/1(日)にKEK一般公開が行なわれ、講演会、おもしろ物理教室、各施設の公開、展示などが行なわれた。
研究本館においては当計画に関したパネルや模型による全体計画の説明を催すとともに、
各施設でも当計画関連の公開、展示等を行い、多くの方が訪れ質問をされていた。なお一般公開への来訪者は約2300人であった。
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