●J-PARC建設工事状況 |
平成17年3月竣工予定のリニアック棟建設工事は、トンネル躯体工事をほぼ終了し、地上建家の基礎杭工事が開始された。
現在、約50%の工事進捗状況にあり、他加速器施設のトンネル建設工事等も順調に進められている。また、1月に建設着工となった物質生命科学実験施設の建家建設工事が本格化となった。
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●第3回国際アドバイザリー委員会(IAC) |
8-9日、東海研究所で第3回IACが開催された。Dr. John White 委員長を含め12名(国外10名)の委員、各施設責任者等が出席。
各施設の進捗状況等の報告、ニュートリノ実験、他プログラムとのバランス、運営体制等について議論がなされた。今後、recommendation が報告書に盛り込まれる予定。
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●茨城県SF21構想・産学官共同施設等整備検討委員会 |
25日、藤井東京大物性研究所教授を委員長とする標記委員会(委員21名)が開催された。これまでの数回に亘る委員会で共同施設のあり方等の調査・検討が進められてきた。
今回、中性子実験施設内に県が独自に整備する予定の2本のビームラインを民間に広く開放し、当施設の産業利用の先導的役割を担うこと、
等とする調査報告書がまとめられ、29日には委員長から橋本県知事に報告書が手渡された。
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●第4回放射線等安全検討委員会 |
25日、KEKにて日本アイソトープ協会・濱田委員長、他委員11名の出席の下、第4回 標記委員会が開催された。
永宮ディレクターから計画の進捗について説明の後、インターロック専門部会及び中性子源専門部会の報告がなされた。
引続き、設計目標値に対する基本的考え方について及び予防規定(案)について審議が行われた。特に、安全管理体制、管理基準、中央登録制度について活発な討論が行われた。
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●第3回加速器テクニカルアドバイザリー委員会:ATAC |
5-6日、東海研で第3回ATACが開催された。委員6名(国外5名)、他オブザーバ、多数の聴講者が出席の下、各加速器部門の現状報告、前回委員会の宿題への回答等を行い議論が交わされた。
また、今回の委員会においても多くの指摘がなされ有益な指針が得られた。
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●ピローシールの開発 |
物質生命科学実験施設内のミュオン標的近傍は強放射線場となり、ビームパイプフランジ部間に遠隔操作でピローシールを着脱しそれらの連結が行えることが不可欠である。
ピローシールとフランジのシ−ル性能は、圧縮空気と中程度の排気で持たせる構造。また、シール部のアライメントは1mm以内の精度が要求され、その挿入にガイドを設けた。
今回試作1号機を完成させ、各種試験を進めている。
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●第2回J-PARC・ミュオン科学実験施設委員会(MuSAC) |
2月19-20日KEKで物質科学、ミュオン科学、加速器の専門家13名(国外3名)による第2回MuSACが開催された。
J-APRC施設建設の現状報告、ミュオン科学実験施設建設計画及びKEK研究者による実験プログラム等の説明に続き、コアユーザーに関する活発な議論が展開された。
議論の概要については Poutissou 委員長から第3回IACに報告された。
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