平成25年7月26日 J-PARCセンター長 池田裕二郎
J-PARC ハドロン実験施設における事故後の取組みについて ( センター長から皆様へ )
J-PARCでは、5月23日のハドロン実験施設での放射性物質漏えい事故以来、センター構成員一丸となって、皆様からの信頼を回復すべく、事故の原因究明と再発防止に取り組んでいます。 6月21日には、文部大臣の要請に基づき設置された「J-PARCハドロン実験施設での放射性物質漏えい事故検証に係る有識者会議」の第1回会合が開催されました。以後ほぼ2週間おきに、センター内に設置した調査チームと有識者会議の作業部会の外部専門家委員から提示された内容をもとに、ハード・ソフト両面から事故原因や再発防止策についてご審議いただいています。 昨日、7月25日には地元東海村自治会連合会の皆様47名の方に、改めて事故についてご説明し、ハドロン施設の現状を視察していただきました。また7月16日からは、『ホットライン』を開設し、電話およびメールで事故に関する質問を受け付けています。 現時点では、J-PARC運転再開の時期についてお伝えできる状況にはありませんが、皆様に安心してご利用いただける施設として再開できるように、これからも全力で取り組んでいく所存ですので、今後ともご支援どうぞよろしくお願いいたします。
有識者会議公開資料など事故関連情報URL:http://j-parc.jp/HDAccident/HDAccident-j.html ホットライン電話:029-283-2161 (平日9:00~17:30対応、8月14日~16日除く) 電子メール:HDacc-hotline@j-parc.jp |