大強度陽子加速器施設


医療品開発への応用    
薬には、病気の原因となるタンパク質のデコボコした隙間に入り込んで、その動きを押さえる働き(阻害剤という)をするものがあります。

タンパク質の隙間がどんな形をしているのか、そこに入るにはどんな形の薬が良いのかなどを、原子レベルで調べることが必要です。



薬とタンパク質の間には、水が入り込んでいますが、J-PARCの中性子を利用すると、水分子の水素の位置がわかります。

エイズなどの難病治療薬開発につながる研究の進展が期待されています。

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