大強度陽子加速器施設


ニュートリノを見つける

スーパーカミオカンデは、直径、高さともほぼ40mもある、巨大な水タンクです。約5万トンのきれいな水が蓄えられています。そしてタンクの周囲には、微弱な光を見つけられる精密な光検出器が、1万本以上設置されています。

J-PARCからのニュートリノが届いても、ほとんどはスーパーカミオカンデも通り抜けてしまいます。しかし、まれに(運の悪い?)ニュートリノが水の電子と衝突します。するとニュートリノが水の電子を少し動かしますが、その時「チェレンコフ光」という、弱い光を出します。この光を検出器で捕らえて、ニュートリノを調べます。
     
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