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●平成21年度上期 物質・生命科学実験施設(MLF)実験課題採択結果 |
MLFにおける平成21年10月までの上期の実験課題は、大学や企業などから一般利用課題98件の応募があり85件が採択となった。ただし採択件数の半数は今後の装置運転の状況を見てビームタイムが割り当てられる予定である。 なお、平成20年度下期に、MLFは12月から2月まで32日間の供用運転を実施した。
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●加速器運転計画 |
5月末〜6月の加速器運転計画は右の通りです。 尚、運転計画は機器の調整状況により変更が生じる場合があります。
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●ハドロンビームダンプ室遮蔽体増強 |
ハドロン実験施設ビームダンプ室において、最大12kWまでの陽子ビームの受入を可能とするために、つくばの東カウンターホールからコンクリートブロックを移設し、遮蔽体の積み増し作業を実施した。最終的にはダンプ室内はコンクリート及び鉄遮蔽体により埋め尽くされる。
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●ハドロン実験ホール |
K1.8BRビームラインは、K1.8ビームラインの中ほどで分岐したビームラインで、昨年度建設が完了した。今年2月には、このビームラインにおいて、K中間子の発生とビームラインの先にあるK1.8BR実験エリアへのビーム輸送に成功した。今秋からの本格的な実験に向けて、K1.8ビームライン下流部やK1.8BR及びK1.8実験エリアへの電磁石等の実験機器設置を継続して行っている。
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●ニュートリノ前置検出器ND280:P0D測定器(Pi-Zero detector) |
ニュートリノの前置検出器ND280の組み立てがニュートリノモニター棟で進められている。ND280は、神岡町のニュートリノ検出器・スーパーカミオカンデに向けて飛ばすニュートリノビームの生成直後のエネルギー分布、粒子数、物質との相互作用の断面積等を、測定するもので、スイスのCERNから譲渡を受けた電磁石と何種類もの測定器から構成される。
すでにINGRID測定器、SMRD測定器の設置作業が進行中であるが、4月からリニアック棟でP0D測定器の準備作業も開始された。
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