高性能の水素貯蔵物質の開発には、水素吸蔵放出に関わる機構について電子構造的な側面からの研究が不可欠。そのためには占有サイトについての系統的な研究が必要。
水素安定占有サイトを制御できる可能性のあるランタン水素化物を高圧下で合成。 H/M=1、2、3の水素化物合成を検証し、その水素安定占有サイトを特定。水素吸蔵放出の理解にかかる水素占有サイトと電子構造との関係を理論、実験両面から研究する道筋を付ける。
使用ビームライン:BL21 NOVA
研究グループ: JAEA、J-PARC、京都大学、福岡大学、山形大学、新潟大学、九州大学、ケンブリッジ大、カーネギー研
論文発表