■ J-PARC News 第59号より       (2010/2) 
●T2K実験用電磁石の励磁試験
  ニュートリノOff-Axis前置検出器を取囲む電磁石の励磁試験が平成22年1月末から開始された。右の写真は、Off-Axis前置検出器が、宇宙線が検出器内を通過する際に生成した2次粒子の飛跡を捕らえたもの。本格的なT2K実験に向けて順調に検出器の動作試験が進められている。

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●JーPARCの見学者、3万人突破!
  統計を開始した平成17年4月から平成22年1月末までのJーPARC見学者・視察者数は3万人を超えた。内訳は、一般/地元の方々や中・高校生及び教師などが半数を占めている。

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●特集:JーPARCの実験装置について
< 中性子核反応測定装置NNRI >物質・生命科学実験施設:BL04
  中性子と原子核の反応確率を、中性子のエネルギー毎に高い精度で測定できる装置。新しい原子炉の開発のためのデータベースの拡充を図ることができる。測定したいサンプルが僅かでも、大強度の中性子ビーム照射により強い特性ガンマ線が得られるので、高精度測定が可能である。平成21年度までの原子力システム研究開発事業の一環で、北大、東工大、JAEAが設置し、現在核データ測定研究を実施している。
 (本研究は、特別会計に関する法律 (エネルギー対策特別会計) に基づく文部科学省からの受託事業として、北海道大学が実施した平成21年度「高強度パルス中性子源を用いた革新的原子炉用核データの研究開発」の成果である。) 

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●加速器運転計画
  3月の加速器運転計画は下記の通りです。尚、運転計画は機器の調整状況により変更が生じる場合があります。

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●物質・生命科学実験施設
超高圧中性子回折装置BL11建設
  物質・生命科学実験施設では、超高圧中性子回折装置 (PLANET) BL11の建設が行われている。

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●ハドロン実験施設
FM電磁石の組立継続
  ハドロン実験施設では、物質質量の起源に関する実験 (J-PARC E16実験等) に使用する大型電磁石 (通称FM電磁石) の組立、ビームラインに使用される四極電磁石や偏向電磁石、ビームダクト、電力及び冷却水を供給するためのチムニー構造の組立て作業を継続中。

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●ニュートリノモニター棟
T2K実験用電磁石励磁試験を開始
  ニュートリノモニター棟では、Off-Axis検出器の電磁石が閉じられ励磁試験を開始した。

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●JーPARC加速器の運転
  平成19年に初めてリニアックのビーム加速試験を開始してから平成22年2月で通算30サイクルの加速器運転を迎えた。加速器は運転チームが3交代連続運転を行っている。運転関係者は、毎朝研究施設関係者との合同ミーティングで1日の予定を確認し合い安全、確実な運転を行っている。
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●JーPARCの紹介
  全国各地でJーPARCの概要や研究内容の紹介を行っている。
    (1) 第9回つくばテクノロジー・ショーケース
        (1月22日〜23日、筑波大学) 

    (2) 中性子/放射光産業応用セミナー
        (2月5日、佐賀県鳥栖市) 

    (3) 国際ナノテクノロジー総合展
        (2月17日〜19日、東京ビッグサイト) 

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