大強度陽子加速器施設 |
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ビックバンの後の宇宙はだんだん広がり、温度が下がり、エネルギーからいろいろな粒子が生まれました。 初期の宇宙は、クォークなどがまるでスープのような状態で自由に飛び回っていましたが、ビックバンから約1万分の1秒後に、クォークは陽子や中性子という粒子の中に閉じこめられました。このクォークの集合体を「ハドロン」と呼びます。今の世界にいる私たちは、自由に飛び回るクォークを見ることはできません。 その後、陽子などが集まって原子核を作り、さらに原子が生まれ、星が、そして地球が作られてきたのです。宇宙の始まりから現在までの長い間には、まだ解明されていない謎がたくさんあります。 |