ローカル制御室
それぞれの電源棟内にある装置を制御する部屋です。
コンソール
機器の監視のためのコンソールもあります。
電力線
3000A程度の電流を流す電源では太い出力線を更に並列接続しています。
偏向電磁石用電源装置
偏向電磁石のための時々刻々と変化する電流を作り出します。最大3000A程度です。
軌道補正用電磁石電源装置
補正の電磁石は磁石毎に電流が異なるため磁石毎に電源があり、各電源室に60個程度の集合型の
電源となっています。あまり電流が大きくないので、1戸建てにしてもらえなかったのでした。
遅い取り出しのビーム量(Spill)制御装置
遅い取り出し時に、取り出されるビームが一定になるよう電磁石(EQ,RQ)
の電流を計算しています。(1秒間に10万回程度計算結果を出しています。)
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速い取り出し(FX)時のビーム波形
速い取り出し時のビーム強度と磁場(ビームエネルギーに対応)の波形です。
ビーム強度が急激になくなっている時にビームをニュートリノ実験施設に向けて送り出しています。
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遅い取り出し(SX)時のビーム波形
遅い取り出し時のビーム強度と磁場(ビームエネルギーに対応)と、
取り出されてハドロンへ行くビーム(spill)の波形です。
Spillがほぼ一定なので、ビーム強度は一定の割合いで減少していきます。