機器安全審査の例6. 高出力光源

まず、ご使用のレーザーがどのクラスになるのかをご確認ください。

クラス3B、4の場合

J-PARCレーザー安全専門部会による安全審査を受ける必要があります。 安全審査には時間を要します。可能であれば課題申請前に、それが難しい場合は、採択後、直ぐに、 ユーザーズオフィスを通じ、装置責任者にお知らせ下さい。

注意: 実験が実施できるかどうかにかかわるため、できるだけ早い時期にご連絡いただきますようお願いいたします。

クラス3R、3B、4の場合

「レーザー設置届」を提出する必要があります。 課題採択後、レーザーの持ち込みが決定した時点で、“実験機器持ち込み・使用届”をご提出ください。
利用支援システム:https://jrs.j-parc.jp/usjparc/ui/

クラス1, 1M, 2, 2Mの場合

上記のJ-PARCレーザー安全専門部会による安全審査、 「レーザー設置届」提出の必要はありません。他の持込機器と同様、“実験機器持ち込み・使用届”をご提出ください。
利用支援システム:https://jrs.j-parc.jp/usjparc/ui/

レーザー以外の高出力光源(キセノンランプ光源、水銀ランプ光源等)

-目に障害を受けるようなことにならないか、使用方法について確認いたします。
-紫外光によるオゾン発生の可能性がある場合には、換気状態について確認いたします。
-光照射による発熱によって発火の可能性がある場合、これを防止する措置が取られているかを確認いたします。
-加熱のために用いられる場合は、高温炉としての審査基準を適応します。
-電気機器として、ケーブルに損傷がないか、アースはとられているか、といったことを確認いたします。