中性子ビームライン紹介

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 ※ BL06,BL07,BL13,BL16〜BL21の紹介は随時更新

【BL10:中性子源特性試験装置 (NOBORU) 】

 (NeutrOn Beam-line for Observation and Research Use) 

 中性子ラジオグラフィ (J-PARC News 36号/2008年2月) 
  エックス (X) 線や中性子などを用いる放射線ラジオグラフィーは、検査対象物を透視して非破壊で内部情報を得る技術として工業をはじめ幅広い分野で利用されている。X線は金属などの重元素の観察に優れているが、中性子はX線と比較して水素や炭素などの軽元素の検出や観察に適しているため (右写真) 、相互の利点を使い分けることで、検査対象物の更に詳細な観察が可能になる。



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 中性子源特性試験装置 (J-PARC News 53号/2009年8月) 
  BL10は、J-PARC中性子源の特性評価に加え機器開発、中性子照射、放射化分析等、幅広い中性子利用の場を提供できる汎用型実験装置である。特に、中性子イメージング (透過画像撮影) に適した最大のビームサイズ (10cm四方) と、メートルサイズの装置を持ち込むことが可能な実験室空間を有するのが特徴。


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 天保小判の金濃度の非破壊測定 (J-PARC News 68号/2010年11月) 
  NOBORUは、中性子源設計の妥当性を実測により確認することを目的として設置されたが、中性子照射室は各種の実験機器を持込むことが可能で、テストビームポートとしての利用が出来る。これまで中性子イメージング、光学デバイスや検出器の開発、パルス強磁場下での回折実験などが実施された。研究の一例として、中性子共鳴吸収即発ガンマ線分析により、非破壊で天保小判の金・銀組成分析を試みた。小判中の金・銀の組成比は化学分析などで測定されているが、NOBORUによる実験で天保小判の金濃度が化学分析とほぼ同じ値である54 ± 1%と測定され、化学処理を行うことなく本測定方法を用いて小判等考古遺物の組成比分析が可能であることが確認された。



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 中性子ビーム強度、50倍以上に増強することに成功 (J-PARC News 76号/2011年7月) 
              〜世界最高性能の中性子集光スーパーミラーデバイスの製作技術を確立〜
   物性研究に中性子線を利用する場合、高強度の中性子ビームが得られると極めて有効になるが、中性子を集光させるための高性能な中性子集光デバイスが必要とされる。今回、楕円面スーパーミラーを製作する技術が確立され、計測サンプルの表面における中性子の照射密度を、従来製品の50倍以上に増加させることに成功した。 (2011年7月22日プレス発表)  (本研究は、独立行政法人科学技術振興機構 (JST) の先端計測分析技術・機器開発事業要素開発プログラムのもと、大阪大学との共同研究で実施された。) 



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