中性子ビームライン紹介
※ BL06,BL07,BL13,BL16〜BL21の紹介は随時更新
(AMATERAS:Cold-Neutron Disk-Chopper Spectrometer)
- 冷中性子ディスクチョッパー型分光器 (J-PARC News 51号/2009年6月)
- ディスクチョッパーとは、中性子遮蔽体を表面とした僅かな隙間を開けたディスクを高速で回転させ、そこを通り抜ける特定のエネルギーの中性子を切り出す (チョッピング) 装置。精度よく中性子のエネルギーを選別することができれば、精密な観測が可能になる。BL14のAMATERASでは、そのような高精度を実現する新開発の高速ディスクチョッパーや、原子力機構内で製作された高性能スパーミラー導管、ダブルチョッパーの採用などにより、高分解能で大強度の中性子非弾性散乱測定が可能となっている。これにより、固体内部の格子振動、磁気励起の測定、液体、高分子、電池材料等内部の原子、分子の移動、振動等のダイナミクスの測定において従来不可能であった微小シグナルの精密観測が可能となる。
(詳細は、http://j-parc.jp/MatLife/ja/instrumentation/bl14/bl14.htmlをご覧ください。)
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