J-PARC10周年記念式典・J-PARCシンポジウム2019を開催- (9月23~26日、つくば国際会議場) -
J-PARC全施設の利用運転開始から10年を記念して「J-PARC10周年記念シンポジウム」をつくば国際会議場で開催しました。初日の「宇宙・物質・生命の起源を求めて」をテーマとした市民公開講座には、各分野の著名な研究者を招いた講演が行われ、約330名もの来場者が会場を埋め尽くしました。2日目の「社会における科学の役割、世界における日本の役割」をテーマとしたパネル討論会では、国内外の大学教授をパネラーに迎え、日本の科学の現状、将来の課題とあるべき姿について深い議論が展開されました。続く記念式典では、国内外からの来賓や研究者、施設の関係者ら約600名が参加し、記念講演では、2015年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章 東京大学宇宙線研究所長が「ニュートリノ振動とJ-PARC」と題し講演しました。また、24~26日には招待講演や、素粒子原子核、物質生命科学、加速器、核変換それぞれの分野に関する多くのパラレルセッションで、関連する研究成果の報告と活発な質疑応答が行われ、4日間のシンポジウムは成功裏に終了しました。
詳しくはこちら。