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宇宙線ミュオンで古墳を透視プロジェクト! -
通称「ミュオンにコーフンクラブ」実機製作が10月より始まりました
◆◇◆ ミュオンにコーフンクラブ 実機製作 ◆◇◆
今年の10月に結成された本クラブでは、いよいよ最大のミッションであるミュオン測定器の製作が始まりました。
東海村歴史と未来の交流館に集まった18名の児童生徒が2班に分かれ、古墳を透過した宇宙線ミュオンを検出する測定器の組み立てに取り掛かりました。縦60㎝、横1mもある検出器に直径1㎜の細い光ファイバーを何百本も通し光センサーを取り付ける、地道で集中力が必要な作業です。子どもたちは説明書を読み、専門家や茨城大学の学生のサポートを受け、3時間もかけて組み立てを進めました。来月もこの作業が続き、測定器全体が完成するまでにはまだ数か月を要しますが、今年度中には測定器の稼働試験を行う予定です。
光ファイバーに光センサーを取り付けています |
反対側から出ている光ファイバーをニッパーで切り落としています |
コネクタ取付板にコネクタを固定しています |