日本加速器学会で2賞を受賞
7月31日から8月3日まで山形市で行われた本学会で、以下の2賞が受賞されました。
技術貢献賞
加速器第二セクションのサハ プラナブ氏が受賞しました。
本賞は、加速器の建設、運転、利用の高度化、製造技術の開発等に対する寄与が顕著であると認められる技術的貢献に対して授与されるものです。
数値シミュレーションと実際のビームを用いた試験により、J-PARCの加速器の一つであるRCSのビームロスを最小限に抑える研究を進め、RCSの1MWでの安定運転や、将来的なMRのビーム強度の実現に不可欠となる成果を挙げたことが評価されました。
年会賞
加速器第三セクションの小島 邦洸氏が受賞しました。
本賞は研究活動・研究者生活の初期段階にある、学生や若手研究者を奨励することを目的とし、学会年会において優れた内容の発表に対して授与されるものです。
RCSのビーム損失を低減させる研究から、大強度ビーム運転時にビームロスの少ない条件を見出したことが評価されました。