中性子基盤セクションの大下氏がKEK技術賞を受賞
中性子基盤セクションの大下 英敏氏が発表した、「J-PARC MLFにおける窒素ガス充填の中性子ビームモニタによる中性子数の精密計測」がKEK技術賞を受賞し、2月17日に授賞式と受賞を記念した講演が行われました。
大下氏は、MLFに建設された中性子実験装置に入射する中性子のモニターについて定常的に絶対量として監視する方法を 提案すると共に、実際の実験における運用を開始しました。測定された中性子絶対量は先行研究とも一致しており、今後、実験データの解析に利用される他、長期的な監視による中性子源の状態を把握することが期待できます。
受賞に際し、「関係者の皆さんのお力添えにより受賞をすることができ、感謝申し上げます。また、今までお世話になった方々が自分以上に受賞を喜んでくださり、大変嬉しく思います。」と大下氏は笑顔でコメントしました。
----- 関連サイト -----
【KEK site】
大下 英敏氏がKEK技術賞を受賞
https://www2.kek.jp/imss/news/2025/topics/0217KEK-Tech/