T2K実験は、J-PARCニュートリノ実験施設で作り出したニュートリノビームを、295km離れた岐阜県飛騨市神岡町にあるニュートリノ検出器「スーパーカミオカンデ」で検出する長基線ニュートリノ振動実験で、J-PARCがある茨城県東海村と神岡町(Tokai to Kamioka)の頭文字を取って「T2K実験」と名付けられました。電子型ニュートリノの出現を発見することがその最大の目的の一つです(詳しくは ニュートリノ実験施設 総合トップページをご参照ください)。
ニュートリノの研究において世界をリードする感度をもつT2K実験は内外の多くの研究者を惹きつけ、日・米・英・伊・加・韓・スイス・スペイン・独・仏・ポーランド・ロシアの12ヶ国から500人を越える研究者が参加する国際共同実験となっています。日本からは高エネルギー加速器研究機構・東大宇宙線研究所・大阪公立大学・京都大学・神戸大学・東京大学・宮城教育大学の総勢約80名の研究者と学生が実験の中心メンバーとして参加しています。
T2K実験に参加する国内各研究機関
- 高エネルギー加速器研究機構
- 東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設
- 大阪公立大学 高エネルギー物理研究室
- 京都大学 高エネルギー物理学研究室
- 神戸大学 粒子物理学研究室
- 東京大学 高エネルギー物理学 横山-中島研究室
- 宮城教育大学 福田研究室
ワークショップ・会議のお知らせ
今後開催される会議
最近開催された会議
- Aug.28-31, 2010
The 7th International Workshop on Neutrino Beams and Instrumentation (NBI2010) - Aug.23-31, 2010
The II International Neutrino Summer School (INSS2010)
資料・出版物
リンク