加速器施設の概要
大強度陽子加速器施設J-PARCの加速器は
- リニアック(400MeV)
- RCS(シンクロトロン、3GeV)
- MR(シンクロトロン、30GeV)
の三台で構成されています。
各加速器で世界最高クラスの高エネルギー陽子ビームを生成し、物質・生命科学実験施設、ハドロン実験施設、ニュートリノ実験施設にビームを供給します。各実験施設で水銀、金、炭素などの標的に陽子ビームを衝突させて発生させた中性子、ミュオン、K中間子、µニュートリノなどの二次粒子は最先端の実験に利用されます。
最新情報
トピックス
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2018.7.10 J-PARC施設公開2018特設ウェブサイトをオープンしました
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2018.7.5 J-PARC MLFでの1MW相当の連続運転に成功
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2018.4.27 J-PARC施設公開2018開催日決定のお知らせ
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2018.4.26 理論センターの野村大輔・博士研究員がミューオンg-2 / EDMに関わる非公式講義をインターネット公開
J-PARC News 加速器ハイライト
- 第167号(2019年3月29日発行) トップニュース:J-PARCハドロン実験施設のKOTO実験が中性K中間子の稀な崩壊で世界最高感度を 十倍更新 - 「物質と反物質の違い」の解明に第一歩を踏み出す - (3月4日、プレス発表)
- 第166号(2019年2月28日発行) トップニュース:素粒子用写真技術を応用した超高分解能新型中性子検出器の開発に成功!~中性子の波紋を撮って解読し、この世の成り立ちに迫る。物体の透視にも期待~ (2月15日、プレス発表)
- 第165号(2019年1月31日発行) トップニュース:K-中間子と二つの陽子からなる原子核の発見 - クォークと反クォークが共存する"奇妙な"結合状態 - (2019年1月24日、プレス発表)
- 第164号(2018年12月21日発行) トップニュース:MLFユーザー 東京工業大学 菅野了次教授が山崎貞一賞を受賞 (11月21日、東京・上野/日本学士院)
技術情報
- 運転パラメータ(最大)
LINAC RCS MR (FX / SX) Energy 400 MeV 3 GeV 30 GeV Repetition cycle 40 ms (25 Hz) 40 ms (25 Hz) 2.48 s / 5.20 s Current(pulse or averaged) 60 mA x 500 μs 176 μA 16.7 μA / 1.83 μA Beam Power 530 kW 500 kW / 55 kW - 詳細パラメータ(旧ページ)
- 加速器の現在の運転状況(旧ページ)
- 加速器の現在の運転状況(内部ページ)
委員会・会議等
- ATAC (Accelerator Technical Advisory Committee) 2019 : 2019.2.28 -- 3.2
資料・出版物
- ACCELERATOR TECHNICAL DESIGN REPORT FOR J-PARC
- Accelerator Group, JAERI/KEK Joint Project Team
- KEK report, 2002-13, JAERI-Tech 2003-044, J-PARC 03-01
- March 2003
- web page(J-PARC intra)
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