J-PARC総合ページ
HOME
P君日記 2014年8月〜12月
2015年8月〜
2015年8月〜
2014年8月〜12月
2014年4月〜7月
2013年8月
2013年1月〜3月
2012年6月〜12月
2012年4月〜5月
2012年1月〜3月
2011年1月〜8月
2010年11月〜12月
2010年5月〜10月
2010年1月〜3月
2009年9月〜12月
2009年6月〜8月
PAGE TOPへ
今年
(
ことし
)
の夏は、たくさんのイベントがありました。
東海村
(
とうかいむら
の)
の
科学者
(
かがくしゃ
)
がお話ししてくれた「サイエンススクール」もその一つ、J-PARCの
研究者
(
けんきゅうしゃ
)
の
方
(
かた
)
から、
現在
(
げんざい
)
の
仕事
(
しごと
)
のことや
子供
(
こども
)
の
頃
(
ころ
)
の
様子
(
ようす
)
を
聞
(
き
)
くことができました。「
科学
(
かがく
)
に
興味
(
きょうみ
)
を
持
(
も
)
った人は集まれ!」それが
今回
(
こんかい
)
のハローサイエンススクールです。このスクールでは、なんとJ-PARCの
加速器
(
かそくき
)
のお話がありました。ただ、聞くだけではなく、
身近
(
みじか
)
な物で作った
実験装置
(
じっけんそうち
)
で、加速器の
仕組
(
しくみ
)
みを
説明
(
せつめい
)
してもらい、少し、分かってきました。
陽子
(
ようし
)
を加速する
電気
(
でんき
)
の力、それは、
静電気
(
せいでんき
)
の実験で
実感
(
じっかん
)
できました。
空中
(
くうちゅう
)
に
浮
(
う
)
かぶ
荷造
(
にづくり
)
りひもは、
紙
(
かみ
)
でこすったプラスチック
棒
(
ぼう
)
にたまった静電気の力でした。陽子の進む方向を変えるは
磁石
(
じしゃく
)
の力、磁石と
乾電池
(
かんでんち
)
があれば、アルミフォイルでも、水でも、なんでも回ってしまいます。
不思議
(
ふしぎ
)
、不思議!モーターの
原理
(
げんり
)
が分かる装置は、人の手で乾電池のプラス・マイナスを切り
替
(
か
)
えると、コイルが
勢
(
いきお
)
いよく回ります。でも、コイルの
回転
(
かいてん
)
とタイミングを合わせるのがなかなか
大変
(
たいへん
)
。
何度
(
なんど
)
かトライしていくうちに、そのコツが分かってきたよ。
次の実験はなんだろう?
楽
(
たの
)
しみだぞ!
10月12日 (日曜日) に
開催
(
かいさい
)
されました「
大神宮
(
だいじんぐう
)
・
村松山虚空蔵堂
(
むらまつさんこくぞうどう
)
大空
(
おおぞら
)
マルシェ」にJ-PARCも
参加
(
さんか
)
しました。
台風
(
たいふう
)
の
影響
(
えいきょう
)
が
心配
(
しんぱい
)
されましたが、一日お
天気
(
てんき
)
にも
恵
(
めぐ
)
まれ、たくさんのお
客様
(
きゃくさま
)
に来ていただきました。
J-PARCでは、
科学実験
(
かがくじっけん
)
コーナーとして「
低温実験
(
ていおんじっけん
)
」を行いました。
冷凍庫
(
れいぞうこ
)
よりももっと冷たい約マイナス200度の
液体窒素
(
えきたいちっそ
)
で、いろいろなものを
凍
(
こお
)
らせたり、
超伝導
(
ちょうでんどう
)
の実験をおこなったりし、子供から大人までたくさんのお客様に、低温の
世界
(
せかい
)
の
不思議
(
ふしぎ
)
を
体感
(
たいかん
)
してもらいました。
液体窒素でバリバリに凍った花は、
革手袋
(
かわてぶくろ
)
をつけた手でぎゅっと握ると
粉々
(
こなごな
)
になります。ゴムボールを液体窒素につけるとガチガチに固まり、地面に落とすとパーンと大きな音を立てて割れます。
風船
(
ふうせん
)
を液体窒素にひたすとみるみるうちにしぼんでいきます。この風船を温めると、またもとの形へ戻ります。低温の世界がつくりだすいろんな実験を、子供たちも大人たちも不思議そうに体験していました。
実験コーナーの中で特に子供たちの人気が高かったのが「超伝導コースター!」液体窒素で低温に冷やされた
超伝導体
(
ちょうでんどうたい
)
が、
磁石
(
じしゃく
)
で作ったジェットコースターのレールの上を
高速
(
こうそく
)
で
駆
(
か
)
け
抜
(
ぬ
)
けていきます!
たくさんの方にこの日の実験コーナーを楽しんでもらえたようでうれしかったです。これをきっかけに、科学がもっと好きになってもらえたらうれしいなと思います。
参加いただいた皆さま、
関係者
(
かんけいしゃ
)
の皆さま、ありがとうございました。
夏の厳しい暑さも、日に日に和らぎ過ごしやすい季節になりましたね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。J-PARC広報セクションでは、8月18日〜31日の2週間、京都の大学に通う学生さんが、夏期休暇実習生として広報の仕事を体験しました。大学では経済を専攻。コミュニュケーション活動にも興味がありアメリカ,トルコへの留学経験あり。他国との文化交流経験を生かしJ-PARCでのサイエンス・コミュニケーション実習へ参加されました。
9月からの、バングラディッシュへの留学のため、ベンガル語を勉強中。今後の活躍が楽しみですね。
実習の合間にP君日記を書いていただきました。日記はこちらです。↓
お盆明けから、夏休みのお勉強のために、二人目の学生さんがやってきました! 休みもあと少しということで、今回もたくさんの方がJ-PARCに見学に来られました。中学生の子たちから、学校の先生方まで見学者の方もいろいろで、聞き手目線にたったそれぞれにわかりやすい説明をすることの大切さを学んでいました!! 見学についていく他にも、原子力緊急時・研修支援センターのセンター長への取材を見学したり、つくばのKEK (高エネルギー加速器研究機構) をおとずれたりしました。つくばの記者クラブにも行き、盛りだくさんの内容でした。 科学の発展のスピードはめざましいものがあるけれども、ひとたび事故が起きてしまうととても危ない目にあってしまう。だから科学は良い面ばかりではないのかもしれない。でも私たちの現在の生活はこの科学抜きには成り立たないんだ。今後は科学との上手な付き合い方をみんなで一緒になって考えていかなければならないね!!
夏に入りきびしい暑さが続く8月6日 (水曜日) ,8月19日 (火曜日) の二日間、東海村研究交流プラザ (いばらき量子ビームセンター2階) で、J-PARCセンターが小学生5,6年生のみなさんに「J-PARCハローサイエンス 夏休み工作教室」を開催しました。J-PARC広報アドバイザー坂元 眞一さんがみなさんの先生となりました。暑さにも負けずたくさんの子供たちが集ってくれました。
最初に、『ふりこベル』の作成。できあがった『ふりこベル』が鳴り響くように、2つの空きかんの間隔を微調整する子供や、もう一度紙やすりを使い塗料をはがし直す子供と、工夫する様子が見られました。
つぎに『クリップモーター』を作成。できあがった『クリップモーター』をクルクルたくさん回るように、コイルの形を整え直す子供、コイルと磁石の距離を微調整する子供と、工夫する様子が見られました。
また、電気の力や磁石の力を色々な実験を通して実感してもらいました。あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。またこのような身近な材料で出来る工作教室を考えております。夏休みの宿題のヒントが隠れているかもしれませんね。気になった子供たち!ぜひ参加してみてください。
今年も暑い夏がやってきました『う〜!暑い』。この猛暑のなか、千葉県から工業高等専門学校 (高専:こうせん) の学生さんが、J-PARC広報セクションの夏期休暇実習生として、7月28日〜8月8日の2週間広報の仕事を体験してもらいました。学校では「ものづくりに興味があり」機械工学を専攻。また違った角度から他の知識を学んでみたくJ-PARCへの実習を決意!
サイエンス・コミュニケーションにかかわる人々の姿をみてもらい、コミュニケータの思いや活動をじかに見てもらいました。また、アウトリーチ活動にもお手伝いいただきました。
実習の合間にP君日記を書いていただきました。日記はこちらです。↓
今年の夏休みも2週間の実習のため、J-PARCの広報セクションに学生さんが来ています。 J-PARCにたくさんの方が見学に来られ、その方達に分かりやすいように説明する姿を見て、難しい研究を分かりやすく説明するコツを学んでいました。 さらに大洗研究開発センターに行って、地域に住んでいる方や見学に来た方に、どの施設でどんな研究をしているのか、そして今やっている研究が安全だという事を理解してもらうための活動を見学しました。 また、つくばにあるKEK (高エネルギー加速器研究機構) にも行き、一般の方たちがどうすれば自分たちの研究に興味を持ち、知ってもらえるか、そのためにどんな活動をしているか職員の方に説明していただきました。 どんどん技術が進んで研究も難しくなっているけれど、どんな時でも分かりやすく、正確に伝えることはとても大切な事です。 これからもがんばって勉強してね!