●中央制御棟が竣功 |
J-PARC建設工事で中央制御棟が30日に竣功となり、7月4日に建設業者からKEKへ建屋引渡しが行われる。
リニアック棟の建設工事ではトンネル部のコンクリート打設が23日から始まり、3GeVシンクロトロン建設地では掘削工事、50GeVシンクロトロン建設地では杭工事が進められている。
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●「SF21構想」の講演会/ひたちなか倶楽部主催 |
20日、ひたちなかテクノセンターにて県北地域企業を中心に「SF21構想」の講演会が開催され、約70名が参加した。
茨城県企画部地域計画課山口氏によるJ-PARC計画の概要と、茨城県が支援するビームライン等についての説明があった。参加者から、地元企業の工事参入について関心が示された。
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●水銀ターゲット関連試験装置 |
物質・生命科学実験施設の核破砕中性子源となる水銀ターゲットの詳細設計を進めるため、高レベルに放射化される水銀ターゲットを遠隔操作で着脱するリンク機構、
及び水銀ターゲットが挿入されるヘリウムベッセル内のヘリウム雰囲気を外部の空気雰囲気から隔離するシール機構について、それぞれモックアップ試験装置を製作しHENDEL棟大実験室に据付けた。
今後、シール性能の評価、遠隔操作による作業性の検証を行う。
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●第2回原子核素粒子実験施設委員会 |
26-28日、KEKにて全委員出席(国外委員3人)のもと、標記委員会が開催された。
今回は、各Letter of Intent (LoI) の代表者(国外からは10人)の参加を得て28件の LoI のヒアリングを行い、物理学上の意義と実施時期および技術的な観点から個々の LoI の評価が行なわれた。
今後、プロジェクトディレクターに正式な報告が行われ、それに基づいて建設グループでは施設の詳細設計・建設を行っていく。
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●村松白根遺跡 |
J-PARC建設予定地で発見された遺跡は、今年4月から茨城県教育財団により本格的に調査が進んでおり、砂丘に埋もれた江戸時代の製塩跡や生活に使われた品々が次々と発見されている。
26日には新聞数社の現地取材があり翌日の紙面に記事が掲載された。今後、工事工程との調整を行いながら発掘が継続される。
(参考:茨城県教育財団HP http://www.ibaraki-maibun.org/)
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