●学会賞各賞の受賞者と受賞テーマなど ・功績賞 池田進KEK名誉教授、 (元MLF副ディビジョン長) 「パルス中性子源を用いた物質中水素の量子状態観測」 補足:KEKのブースター利用施設 (KENS) における核破砕中性子源の建設から物質科学研究の推進と利用促進など、さらにKENSからJ-PARCへの移行やパルス中性子源を用いた水素科学研究ならびに施設運営面からの功績などが評価されました。
・学会賞 鬼柳善明 名古屋大学教授 「加速器中性子源の研究開発」 補足:J-PARCの中性子源開発への寄与、および、BL22エネルギー分析型中性子イメージング装置 (RADEN) の建設などが評価されました。
・技術賞 服部高典氏、佐野亜沙美氏 (中性子利用セクション) 、有馬寛氏 (東北大学、元同セクション) 「超高圧中性子回折装置の建設と高温高圧下中性子回折の実現」 補足:パルス中性子ビームラインPLANET (BL11) の完成と、服部氏らのグループが開発した実験手法が世界に誇るべき技術として、中性子科学の発展に多大な貢献をしたことが評価されました。 |