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●JーPARCの実験装置について |
< K1.1BRビームライン利用開始 > ハドロン実験施設
 ハドロン実験施設の新しい二次ビームラインであるK1.1BRビームラインはK1.1からの分岐ラインで、陽子ビームを金属標的に入射し生成されるπ中間子やK+中間子を利用した実験が10月から開始され、実験に必要となる二次粒子を選別する静電セパレータやビームライン電磁石などビーム光学系の最適化を進めた。
今回のビームタイムでは、更にK1.1BRのπ/Kフィッチ型差動チェレンコフ検出器などの調整も進め、静止K中間子崩壊を使った液体アルゴン飛跡検出器の開発実験を行う。
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●加速器運転計画 |
11月、12月の加速器運転は約2ケ月間の連続運転を計画しています。尚、運転計画は機器の調整状況により変更が生じる場合があります。
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●リニアック |
リニアックでは、高周波四重極リニアック (RFQ) 予備機の組立て調整試験を実施している。
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●ハドロン実験施設 |
ハドロン実験施設では、KLビームラインのKOTO実験用CsI検出器の組立てが、実験ホール北側では実験機器の調整がそれぞれ進められ、10月12日からビーム利用が行われている。
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●ニュートリノ実験施設 |
ニュートリノモニター棟では、オフアクシス検出器の一つとなる電磁カロリーメータ (ECAL) をUA1電磁石の内側の底面、側面、上面に組み込む作業を実施した。
T2K実験時には電磁石が閉ざされ、電磁カロリーメータはオフアクシス検出器の中心に位置する軌跡検出器 (FGDとTPC) を取り囲み、ニュートリノが軌跡検出器内の相互作用により生成される二次粒子の運動量などを測定する。
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●外国メディアの取材 |
2010年9月21日に、ニュートリノ国際共同実験 (T2K実験) に加わる英国からBBC放送協会が取材に訪れた。また今後、韓国がJーPARCの利用を本格化することから、10月12〜15日にはEBS韓国教育テレビによる取材が行われた。
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●欧州視察 (10月7〜16日) |
JーPARC / 東海村の国際化に向け、永宮正治JーPARCセンター長と村上達也東海村長の一行がヨーロッパで運転中の加速器施設 / CERNを訪問し、研究施設、ユーザーオフィス、
周辺交通、宿泊施設などの状況を視察した。村上村長はCERN訪問前に、英国の加速器施設ISISにも立ち寄られた。海外の加速器研究施設における外国人やユーザー受け入れ体制などが視察できた。
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