■ J-PARC News 第74号より       (2011/5) 
●東日本大震災、J-PARC復旧に向けて
   J-PARCは、今回の地震でライフラインを含めて施設に大きな被害を受けたが、施設利用を可能な限り速やかに再開するため、施設の点検や復旧作業を実施中。今年12月からのビーム調整運転再開、年度内に2サイクル以上の共用運転の確保を目標とする基本計画に従い、関係機関との調整、修復工事・作業などを全力で進めている。
※復旧計画についてはhttp://j-parc.jp/ja/topics/2011/ja.htmlに掲載 (5/20) 

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●第1回連携協力会議開催 (いばらき量子ビーム研究センター) 
   平成23年4月26日、JAEA、KEK及びCROSS (一般財団法人総合科学研究機構) による連携協力会議が開催された。CROSSは、同年3月22日、共用促進法に基づく特定中性子線施設 (物質・生命科学実験施設/J-PARC) の利用促進業務を行う機関として、文科省より選定された。これを受け、JAEA、KEK、CROSSの間で、利用促進業務が円滑 に実施されることを目的に、連携協力協定を4月1日付で締結。この協定に基づき、本会議の第1回会議を開催した。会議では、CROSSの事業計画及びユーザーズオフィス業務の連携や情報システムの利用など、連携協力に関する検討状況についての報告を行った。

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●「いばらき圏 技術なう。」にJ-PARCブース開設 (5月19-20日) 
  茨城県内企業が有する先端技術を広くアピールするため、常陽銀行主催、いばらき成長産業振興協議会共催の「技術提案型展示商談会 in NISSAN」が、神奈川県の日産自動車テクニカルセンターで開催された。J-PARCも中性子の産業利用を中心に展示を行い、X線との比較などを判りやすく説明した。展示会に参加した多数の技術者・研究者から質問が寄せられた。

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●被災状況の調査と復旧
   震災から2カ月が過ぎ、加速器や実験装置の点検並びに水準測量による傾斜測定など、詳細な被災状況の把握を進めている。また、施設の復旧作業も開始され、道路の復旧、受電設備や給排水設備などの修復工事が進められている。

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●被災状況ご視察等
     4月27日 濱田純一 東京大学総長
     4月28日 プレス関係者への被災状況説明会 (15社参加) 
     5月 6日 川内博史 衆議院議員、他

     5月 9日 高野守 衆議院議員、他

     5月13日 梶山弘志 衆議院議員、他

     5月13日 田中博敏 内閣府政策統括官付参事官

     5月17日 永山賀久 文部科学省研究振興局振興企画課長

     5月24日 A.テイラーISIS (英国核破砕中性子源) 施設長





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