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●サイエンスフロンティア21構想 |
座長・伊達宗行大阪大名誉教授を座長とする有識者懇談会(委員27名)が昨年2月から七回会合を開き同構想を26日にまとめ同日、橋本県知事へ報告書を提出。
「東海・那珂・ひたちなか」とその周辺地域に、当加速器計画を柱の一つと考える科学技術拠点を形成するのが狙い。産業利用促進センター(仮称)を立上げ民間企業の施設利用促進に期待を寄せる。
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●MEBTビームスタディ |
KEK陽子リニアック棟のMEBTでビーム試験を再開。11日にビームを加速、MEBTに設置した3台の電流モニター(CT)波形を観測し、MEBTの透過率(CT3/CT1)が98%以上であることを確認した。
また、MEBT及びその下流に設置の高速電流モニターを用いた3ヶ所での飛行時間法によるエネルギー測定の結果は、3.00±0.005MeVの設計値に対して2.98〜3.03MeVであった。今後も各種ビーム試験を予定(関連記事、月報2001年12月号)。
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●テレビ放映番組の取材・収録 |
科学専門番組・サイエンスチャンネルで放映のため、本プロジェクトの研究計画及び技術開発に関する取材、ビデオ収録が行われ、15分番組2本が制作された。放映予定は、6/22日(土)15:30〜、29日(土)同時刻。衛星放送・スカパー765CH。
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●工事監理用カメラ設置 |
リニアック棟新築工事等の定点観測のため、建設予定地に隣接する高さ約34mのHENDEL棟屋上に2台のカメラが設置された。それらの映像はLAN回線にて常時観測が可能となり、工事状況の録画を行う。
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●松の移植準備作業と伐採作業 |
施設建設地の松林は伐採されることになるが、造成地等の植栽に利用するため松の移植を実施する計画である。今回、松移植の準備作業として根切や幹の保護などの根回し作業を実施した。
また、リニアック棟建設地造成工事に向けた松林の伐採作業が26日から開始された。
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